個人向け国債と定期預金はどちらが得?
発売当初は、郵便局で即日売り切れるほど人気だった個人向け国債。
かつては、定期預金と比べて金利が高いというメリットがあったからです。
最近は、郵便局でも売れ残るようになってきて、人気に陰りが見えてきました。
では、現状はどうなっているのか?
実際に、個人向け国債と定期預金を比較して見てみましょう。
100万円を、固定5年個人向け国債と、5年定期預金にそれぞれ満期まで預けたとして考えてみます。 定期預金は、店舗を持つ大手銀行と、ネット専業の銀行で金利が大きく違うので、こちらも比較しました。
(2007/12/5での情報)| 個人向け国債 | 定期預金 | ||
| 大手銀行 | イーバンク銀行 | ||
| 金利 (税引後) | 0.94% (0.752%) | 0.60% (0.48%) | 0.98% (0.784%) |
| 税引後の利息 | 37,600円 | 24,000円 | 39,200円 |
| 金利の受取 | 半年毎に3,760円 | 満期に全額 | 満期に全額 |
大手銀行の金利の低さが目立っています。
利用するなら個人向け国債か、イーバンク銀行が良いということになります。
金利の受取日にも注目してください。
個人向け国債の場合、半年毎に金利が普通預金に振り込まれます。
ですから普通預金の金利も微々たるものですが、計算に入れることができます。
個人向け国債を買うか、イーバンク銀行に預けるかは、金利の面で大きく違わないため、 個人のお金へのスタンスで決めるとよいと思います。
例えば、
「お金があったら使いたくなってしまう」なら、満期に受取のイーバンク銀行。
「お金が増えるのを実感したい」という方なら、個人向け国債。
というような選び方ですね。
中途解約するとどうなるか?
基本的に個人向け国債や定期預金は、満期まで持つものですが、止むを得ない状況で中途解約したいという場合もあるかと思います。
そこで、中途解約した場合の比較も考えてみます。
条件は満期の比較と同じく100万円ですが、イーバンク銀行の普通預金を追加しました。
普通預金は、固定金利0.35%(税引後0.28%)で、複利計算をしています。
大手銀行は利用するメリットがないことが分ったので省略しました。
| 個人向け国債 | イーバンク銀行 | 普通預金(イーバンク) | |
| 1年目で解約 | 原則不可 | 980円 | 2,802円 |
| 2年目で解約 | 原則不可 | 1,960円 | 5,611円 |
| 3年目で解約 | 10,528円 | 4,410円 | 8,429円 |
| 4年目で解約 | 18,048円 | 5,880円 | 11,255円 |
| 満期(5年目) | 37,600円 | 39,200円 | 14,089円 |
これで分ることは、満期まで持たない個人向け国債や定期預金は圧倒的に不利だということです。 解約する予定のない資金で運用するのが原則です。
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